148㎝の王子様
とそのとき……

「ちーはるちゃん♪おはよ〜」

後ろからぽんっと肩を叩かれた。

「あっ!拓斗先輩おはようございます!」

拓斗先輩だった。

「ちょっと、千春!このイケメンはだれよ!」

束莎がそっと耳打ちしてきた。
やっぱイケメンなんだなー。

「えっと、杉山拓斗先輩!!体育祭のとき、仲良くなったんだぁ」

束莎はふーんといった。

「千春ちゃん。隣の美人さんは誰??」

「あたしの友達で、「加藤 束莎です。よろしくお願いします(にこっ)」

えっ営業スマイル…。
しかもあたしの言葉にかぶせてきた。

「よろしく〜 美人さんだね〜」

「いっいえ… そんなことないです。先輩もカッコイイですね」



< 105 / 230 >

この作品をシェア

pagetop