148㎝の王子様
「はよー」

いつきはニカッて笑った。そんな些細なことで、あたしの心臓は騒ぎだすんだ。

あぁ…。あたしいつきにマジボレしてるな…。

「千春はさー、沢村に告んないの?」

いつき達が去ったあと、束莎が平然といった。

「ぶっ!!!!!」

思わずびっくりして噴き出してしまった。

「汚いわね。んでどうすんの?」

「なっ……!告る………!いやっ…!むっ…!☆◆□★○!!」

最後は何言ってんだか、わかなかった。

とにかくあたしは、真っ赤かで魚みたいはぱくぱくしていた。

「千春さ〜。沢村と仲良いからまだいいけど、沢村けっこー人気だから、すぐとられるわよ。」

(まぁ両想いだからいいけど)



うっうそー!!!!!

「にっ人気なの!いつき!」

「まぁね。五組の平井 真里って子も好きらしわよ」

ひっ平井 真里ちゃんといえば、あのめちゃくちゃ可愛い子じゃん!

「うっうそ……。束莎〜どうしよー(泣)」

「だから告るしかないんじゃない?(どうせ両想いだし。うまくいくし。)」


< 107 / 230 >

この作品をシェア

pagetop