148㎝の王子様
教室じゃなくて、廊下とかに来るかと思ってた。

「先輩!!なんで教室に?!」

「ん―… なんとなく?
ところで、「いつき君」は??」

ヘラッと先輩は笑った。

「えっと… あっ!あの窓際のちっちゃい…」

「うーん…… あっいた。」

どうやら先輩はいつきを見つけたみたいだ。

「どうやって、彼をきずかせようかな…」

うーん…と先輩はうなった。

あっ……!!

「せっ先輩!たぶんなんですけど…………」

こしょこしょと先輩に耳打ちした。


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