148㎝の王子様
席を確認し、あたしは自分の席に座った。

あたしの席は、廊下側の後ろから二番目。 だから、かなり寒い……

「うぅ…! 春だけど寒い……{{(>_<;)}}」

トントンッ!!

誰かに背中を軽〜く叩かれた。 後ろだ。 後ろを振り向くと……

「あっあのぉ…」

ものすご〜くかわいらしい女の子がいた。

「へっ? なにぃ??」

女の子は、おどおどしながら、

「あっあの…… 私と友達になってください><」

てっ。 そりゃもちろん!

「いいよ★ あたし、吉野千春♪ あなたは??」

女の子は、ぱぁ!と顔明るくした。
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