148㎝の王子様
壁によりかかって、ずるずるとしゃがみ込んだ。

そして髪をわしゃわしゃする。

「かっこわりぃ…俺。」

ははっと渇いた笑いを漏らした。



このとき、吉野との距離を関係を初めてもどかしくそして切なく思った。

でもこの時の俺にはどすることもできなかった―……





< 120 / 230 >

この作品をシェア

pagetop