148㎝の王子様
「なにって……友達?」

なんで疑問系なのよぉ…!!

「ちょっと、なに泣きそうになってんのよ」

「うぅ… だってなんか疑問系だし…親友って言わないしぃ…」

「はー… 千春なら言わなくてもわかってるって思ってたからよ…
いぃ??あんたはあたしにとって、大事な親友よ?」

大事な…親友…

「つっ束莎ー!!」

あたしは勢いよく束莎に抱き着いた。

「まったく……」

束莎はあたしの背中をさすってくれた。

「じゃぁ…なんで悩み相談してくんないの?」


< 125 / 230 >

この作品をシェア

pagetop