148㎝の王子様
だんだんかこきゅうになってくる。

「……はぁ…はぁ……」

息ができない。

そしてあたしは意識を手放したー……









目が覚めて1番最初に視界にはいったのは、保健の先生の顔だった。

『……はぁ。よかったわ…。目が覚めて。』

先生はほんとに安心した顔で言った。

そしてあたしの頬を優しく撫でた。

『……千春ちゃん?なにがあったの?あんなところで倒れて。』


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