148㎝の王子様
「…むら君?!沢村君!!」

平井の声ではっとした。

「わりぃ…。なんだ??」

「教室……。ここだよ??」

どうやら教室に気付かずそのまま過ぎてしまったらしい。

つかつかと教室へ歩いていく。

そしてドアを開けた。

「……っ!?」

ドアを開けるとクラス全員の視線が俺に集まった。

すると吉野と目があった。なんだか悲しい気持ちになった。

『おまえらどうなったんだよ!!』

クラスメイトの一人が勢いよく聞いてきた。

おまえら………??

後ろを振り向くとまだ平井がいた。

そして平井は衝撃的な言葉を言った。


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