148㎝の王子様
「あの…。最近…あたしいつきの…こと…避けてる感じ…したかも…だけど、避け…てないから」

吉野は急に話しだした。

「あと…部活がんばってね。また明…日ね。それを…言いたかったの」

「あぁ。吉野も部活頑張れよ。またな」

吉野は笑うと教室をでて行った。

なんか……。意味わかんねぇやり取りだな。

けど、心はすごく温かくなった。

「やっぱ…俺。吉野にベタボレだな…」

そう呟き俺も教室を後にした。








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