148㎝の王子様
鈴ちゃんは恥ずかしそうに笑った。

可愛いなぁ…。てか鈴ちゃん立ったままじゃん。

「鈴ちゃん!座って?ね?」

陸のやつなにやってんのよ!!

陸をみると見事なまでにくつろいでいた。

「ちょっと!陸!鈴ちゃんにお茶だしてあげなさいよ!!」

ちなみにあたしもね…

陸はめんどくさそうに立ち上がると、台…キッチンにいった。

「ねっね!!鈴ちゃん!どっちから告白したの?!」

「えっ……あの…」

鈴ちゃんは困ったような声で呟いた。

「えっと……陸からです……」

「陸から?!うそー!!じゃぁよっぽど鈴ちゃんのことが好きなんだね!」

あの陸が告白するなんてよっぽど好きなんだろうな。

あの子感情を表にださないし……。

「いっいえ!違います!」

鈴ちゃんは慌てて否定した。

「へっ??なんで?」


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