148㎝の王子様
「だって…あたし初めて話したとき、お前姉貴みたいでやだっていったんですよ?」
姉貴みたいでやだって…何気傷つくんですけどー…
「あのっ!でも陸きっと…千春さんのことほんとは好きなんだと思います」
鈴ちゃんは穏やかな笑顔で話していた。
「だって…千春さんが嫌いだったら、あたしに告白なんてしないと思います。」
なんだか鈴ちゃんは少し淋しそうだった。
けどあたしは直ぐさまなぜ鈴ちゃんが淋しそうにしているのかわかった。
「……鈴ちゃん。それは違うよ。確かに…陸はあたしのことを好きかもしれないよ?」
「けど…けどね陸はきっと鈴ちゃんだから好きになったんだと思うよ。あたしに似てるからじゃなくって、鈴ちゃんが鈴ちゃんだから………」
「喋りすぎなんだよ。バカ」
話の続きは陸によってさえぎられた。
「部屋。いくぞ。鈴」
陸が鈴ちゃんを呼んだ。
そして陸はリビングを出ていくとき言った。
「姉貴。俺、べつに姉貴のこと好きとかじゃねぇから」
と。だったらあたしのことどう思ってんのよ。
って思ったけどなんとなくわかったからきかなかった。
姉貴みたいでやだって…何気傷つくんですけどー…
「あのっ!でも陸きっと…千春さんのことほんとは好きなんだと思います」
鈴ちゃんは穏やかな笑顔で話していた。
「だって…千春さんが嫌いだったら、あたしに告白なんてしないと思います。」
なんだか鈴ちゃんは少し淋しそうだった。
けどあたしは直ぐさまなぜ鈴ちゃんが淋しそうにしているのかわかった。
「……鈴ちゃん。それは違うよ。確かに…陸はあたしのことを好きかもしれないよ?」
「けど…けどね陸はきっと鈴ちゃんだから好きになったんだと思うよ。あたしに似てるからじゃなくって、鈴ちゃんが鈴ちゃんだから………」
「喋りすぎなんだよ。バカ」
話の続きは陸によってさえぎられた。
「部屋。いくぞ。鈴」
陸が鈴ちゃんを呼んだ。
そして陸はリビングを出ていくとき言った。
「姉貴。俺、べつに姉貴のこと好きとかじゃねぇから」
と。だったらあたしのことどう思ってんのよ。
って思ったけどなんとなくわかったからきかなかった。