148㎝の王子様
「…これでよしっと!」

束莎にメールを送信した。

けどすぐにメールじゃなくて電車がきた。

『もしもし??千春?チョコなにつくるかって?』

『うん…。束莎はなにあげるの??山本君に』

わざと山本君を強調してみた。けど束莎の反応はみれないんだった…。

『あたしは…チョコケーキ…かな…』

束莎は自信なさ気に言った。

『すっすごい!!山本君は幸せ物だな〜』

『そんなことないわよ…。あっ千春。一緒にチョコ、作らない??』

『うん!!作ろう!!』

それから何処でチョコを作るだとか、いつ作るとか決めて束莎との電話は終わった。

「明日、いつきに甘い物好きか聞かなくちゃ。」

それからあたしは部屋をあとにした。


< 186 / 230 >

この作品をシェア

pagetop