148㎝の王子様
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「でっできた!!!!」
製作時間約3時間。やっとの思いでできたチョコ。
すっごく美味しそう。でへへ。食べたいなぁ…。
「千春。よだれ垂れてるわよ」
慌ててよだれを拭いた。束莎のチョコケーキをみるとものすごく美味しそう。
くそー!!山本君めぇ!!かなりの幸せ物だ!!
「じゃぁ、あたしそれそれ帰ろうかな…」
時計をみるともう6時を過ぎていた。
「あっ…!じゃあ送ってく!!」
「二日後、バレンタインね」
束莎を送りながら歩いていると、束莎が言った。
「うん…。あさってだね」
女の子達にとって、二日後はとっても大切な日。
好きな人に想いを伝える日。
誰でもドキドキはしてしまうと思う。
けど、その日は恋する女の子に魔法をかけてくれる。
勇気という魔法を。
「束莎、がんばろうね!!」
束莎は何をがんばんのよ。なんて言わなくてただ、うんと言っただけだった。
いよいよあさってはバレンタイン。
あたしは星が輝く夜空を見上げた。
まるで星もがんばれって言っているみたいに星が輝いていた。
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「でっできた!!!!」
製作時間約3時間。やっとの思いでできたチョコ。
すっごく美味しそう。でへへ。食べたいなぁ…。
「千春。よだれ垂れてるわよ」
慌ててよだれを拭いた。束莎のチョコケーキをみるとものすごく美味しそう。
くそー!!山本君めぇ!!かなりの幸せ物だ!!
「じゃぁ、あたしそれそれ帰ろうかな…」
時計をみるともう6時を過ぎていた。
「あっ…!じゃあ送ってく!!」
「二日後、バレンタインね」
束莎を送りながら歩いていると、束莎が言った。
「うん…。あさってだね」
女の子達にとって、二日後はとっても大切な日。
好きな人に想いを伝える日。
誰でもドキドキはしてしまうと思う。
けど、その日は恋する女の子に魔法をかけてくれる。
勇気という魔法を。
「束莎、がんばろうね!!」
束莎は何をがんばんのよ。なんて言わなくてただ、うんと言っただけだった。
いよいよあさってはバレンタイン。
あたしは星が輝く夜空を見上げた。
まるで星もがんばれって言っているみたいに星が輝いていた。