148㎝の王子様
「うーん…。拓斗先輩どこだろ…」

卒業式が終わってそんなにたってないはず…

「あっ…!もしかして!」

あたしはそう呟くと駆け出した。





「拓斗先輩!!!!」

辿り着いたのは中庭だった。

中庭に拓斗先輩が座っていた。

急いで拓斗先輩の元に駆け寄ると、

「ぐぇっ!!!!」

おもいっきりはでにこけた。

「ちっ千春ちゃん?!大丈夫??」

拓斗先輩が急いで駆け寄ってくれた。

「たったたた…。はいっ!大丈夫です!!」

にかっと笑ってみせた。

「そっか。じゃぁはい!」

拓斗先輩は優しく笑うと手を差し延べてくれた。

あたしはその手をとると、拓斗先輩は起き上がらせてくれた。

それからあたし達は中庭の芝生?草に座った。

「で千春ちゃん。なんか言いたいことあったからきたんでしょ?」

さすが拓斗先輩。見事にあたった。

「はい…。あの…ですね、あたし…」




「いつきに、告白します!!!」


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