148㎝の王子様
拓斗先輩は笑って、行きなよって言って背中を押してくれた。

あたしは振り返らずに拓斗先輩の元をさった。

拓斗先輩が振り返っちゃ駄目だっている気がしたんだ。







「千春!」

束莎を探していると誰かに声をかけられた。

そこには束莎の姿が。

「あっ!束莎!!ちょーど探してたんだ!!」

ラッキーだなっ♪なかなか見つからなかったし…。

「千春。沢村のとこ行くの?」

束莎が真剣な顔で言った。

まぁ確かに探すけど、今は違うよ?

「今は…違う。束莎のこと探してたんだよ?」

「千春。話したいことがあるの。」


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