繚乱狂宴
時刻は、既に消灯時間を過ぎていた。

躰を支配する不安は、まだ拭えない。

それでも、酷く怠かった。

倦怠感が、絶えず纏わりついているような。

身体が、自分のモノじゃないような。

そして、寝台に倒れた。

ダメだ。

思考することさえ辛い。

そのまま、眼を閉じる。
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