繚乱狂宴
本日のメニュー、白米、若布の味噌汁、豆腐の味噌和えみたいなモノ。

お盆に乗せたまま、自分の部屋へと戻る。

既に幽が待機していた。

「晶センパイ、おはようございます」

ペコリと頭を下げる幽に対し、軽く頷いて返す。

そのままベッドのスライドする台にお盆を置き、自分はベッドに、幽は椅子に座っている状態のまま、朝食を採ることにした。

幽の食事は目立つほど貧相だった。

重湯が一杯のみ。

それでも笑顔を崩さず食べる幽。

こちらも豆腐を崩し、一欠片を口に運ぶ。

なかなか美味だった。

幽がこちらを見ていることに気がつき、声を掛けようとすると、
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