初恋☆
一章
転校
あたしは今日から、この学校に転入します・・・
高校二年生のあたし。
もう二学期始まってるのに・・・
申し遅れました~
あたしの名前は
水川 蒼【ミズカワ アオイ】
今日からB高校の二年生。
はぁ~憂鬱。
学校の前に着いてしまった。
軽く遅刻。だって場所が分かんなかったんだもん。
でっかいな・・・無駄にでかいよ・・・
校内についてとりあえず、職員室を探した。
「無いよ!ないない。迷子かな?もしかして・・・」
人気もないし、なんで?
サッサッサッサ
何か近づいて来てない?
「どうしたの?こんなところで?」
格好いい・・・誰だろう?
「あ・・・あの!職員室って何処ですか?」
「あ~迷子?もしかして」
「はい。多分」
「ここは旧校舎だよ。先月から新校舎になったの。職員室に行きたいの?案内するよ。着いておいで」
優しい人だな~ま、興味ないけど。
しばらくして、職員室についた。
「ここだよ。君2年生?」
「はい。」
「一緒にクラスになれるといいね」
「そうですね。ありがとうございました。」
・・・イケメンは帰っていった。
「失礼します。」
「おぉお前が水川蒼か?」
「はい」
「転校初日に遅れてくるとはいい度胸だな。罰を与えよう!ま、後から教えてやる。俺はお前のクラスの担任の笹沢だ。副担はアイツ。あのチャラいの。福沢って言うんだ。ま、よろしくな」
「こちらこそ」
「で、クラスは2-C。今から行くぞ」
「はい。」