臆病な生徒会長
その頃の・・・
−織−
生徒会・・・抜け出してきちゃった。
でも、戻りたくない・・・な・・・。
あ〜も〜!
悠・・・があんな事するから〜!!
「お〜り〜!!」
声の方を見ると、
新菜先輩が手を振りながら走ってくる。
「ハァ・・・ハァ・・・、ここにいたんだ。
もう、鳴神って広すぎ!!」
そうとう走ったのだろう。まだ肌寒い季節にかかわらず、汗をかいている。
「新菜先輩・・・大丈夫ですか?」
「え?大丈夫だよ!
それより、ちょっといいかなぁ?」
「はい・・・・?」
「・・・悠・・・と、
なんかあった?」
ドキッ
「どうしてですか?」
「ん、なんか最近悠の事避けているから。」
新菜先輩・・・
ふ・・・
「ぶぇっくしょいっ!!」
くしゃみが・・・!
「ここじゃ寒いわね。
カフェテリアにいきましょうか。」
「・・・すみません。///」
ハズ・・・///
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