ナルシストの隣
少しの談笑の後、すぐにスタッフの人に呼ばれ、収録が始まった。

外へ出ようとしたけど、榊さんと一緒にいれば大丈夫だからと言われて撮影を見学する事になった。

テレビの収録って、こんな感じなんだと感心しながら見ていた。

私が居た所とは、また少し違う世界。

ぼんやりと見ていたらいつの間にか終わっていて、肩をポンと叩かれ、我に返りDarkの面々と一緒に楽屋へと引き上げた。

明日のスケジュールや連絡事項などを話して、すぐに解散となった。

一人で帰れると言ったが、ここへ招いたのは自分だからと修平が家まで送り届けると申し出たし、聞きたい事もあったから好意に甘える事にした。



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