ナルシストの隣

ん?違和感

私がDarkに関わる要因となった友達に一応報告した。

私の口以外からバレて面倒な事にはなりたくなかったから。

すると、会わせてほしいと言ってきた。

当たり前の反応だと思う。

その事を話すと修平は快く引き受けてくれた。

約束の日、当日。

指定された、和食屋さんに友達を連れて訪れた。

個室に案内されて襖を開くと修平は既に来ていて

「あっ、待たせたね。ごめん」

と謝った私に、笑顔でこう返してきた。

「いや、大丈夫だよ。セニョリータ!ご飯、適当に頼んじゃったけどよかったかい?」

特にこだわりもないから、異論はない。



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