ナルシストの隣

｢恵、私お手洗いに行くから先に行ってて？｣

｢分かった。早くね〜｣

そんな会話をして、恵は駆け足で去って行き、私はお手洗いに入って鍵を閉めようとした瞬間だった。



ガラガラガラッ！！！



用を済ませる事もなく急いで外へ出て、その場に座り込んだ。

何が…起こった…の…？

目の前の光景に言葉もでなければ、動く事も出来ず、息だけが乱れ白くはかれていた。

倒れているたくさんの木材の中に見覚えのある、色を見付ける。



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