ナルシストの隣
何にも変わらないいつもの駅前で何がしたいのか分からなくて、檜山さんを見ると人差し指で上をさした。
車から見上げるのには限界があって、窓をあけて上を見た。
「えっ!?えっ?えぇぇ!!何ですか?!あれ!」
「何って、舞ちゃんでしょ?」
動揺している私に、当然のように答える檜山さん。
私が驚くのも無理はないと思う。
指差す方向を見ると、大きなテレビ画面の上のパネルに、あの時の写真が引き伸ばされデカデカとかなりの存在感を発していたのだから…。
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車から見上げるのには限界があって、窓をあけて上を見た。
「えっ!?えっ?えぇぇ!!何ですか?!あれ!」
「何って、舞ちゃんでしょ?」
動揺している私に、当然のように答える檜山さん。
私が驚くのも無理はないと思う。
指差す方向を見ると、大きなテレビ画面の上のパネルに、あの時の写真が引き伸ばされデカデカとかなりの存在感を発していたのだから…。
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