ナルシストの隣
連絡すると移動の途中ですぐ近くにいるらしく、すぐに行くと言われ、走って近付いてくる修平の姿を見付けて車から降りた。
こんな場所でどうしたのかと聞かれて無言でパネルを指差すと、叫ばれた。
「わぁあ!舞ちゃんだ!」
声が大きいと近付いて手で口を押さえると、ごめんと言いながら手を離された。
「これ見せるために、わざわざ連絡してくれたの?」
わざわざ…
何か妙に心に刺さる。
確かに、知らせなくてもあんなにデカデカとあったら話題にもなるし、自然と耳にも入るもんね。
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こんな場所でどうしたのかと聞かれて無言でパネルを指差すと、叫ばれた。
「わぁあ!舞ちゃんだ!」
声が大きいと近付いて手で口を押さえると、ごめんと言いながら手を離された。
「これ見せるために、わざわざ連絡してくれたの?」
わざわざ…
何か妙に心に刺さる。
確かに、知らせなくてもあんなにデカデカとあったら話題にもなるし、自然と耳にも入るもんね。
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