テディベア
私は周りからすればおかしいとか思われているだろう。
そのとうりで、
私はもうおかしいのだ。
それでもいい…
自分が満足であればそれでいい。
そう思っていた。
私には高校で友達が出来た。
入学式の時に声を掛けてくれた柚那(ユナ)は
たった一人の友達だった。…
でもそう簡単に物事は進むはずもなく、
柚那は簡単に私の事を裏切ったのだ。
それから私は狂った。
全員死ねばいい
私はそう思っていた。
嫌なことがあればすぐカッターの刃を出し
愛しそうに眺め、
左手が真っ赤に染まるまで痛めつけた。