2/3友達
さすがに、カツヤのお腹に手をまわすのは躊躇されたから、自転車のサドルのはしっこをしっかり握った。
らっきー。
まさかこんなところでカツヤと偶然出くわすなんてね。
やっぱり、カツヤと私って運命的な何かがあるのかしら?
なんてね。
誰かの自転車の後ろに乗るなんて、何年ぶりかな?
小学校の頃、よく友達の後ろにつかまって乗ってたっけ。
後ろに乗るのも、結構バランス感覚がいるんだよね。
またがって乗るのは問題ないけど、女の子座りっていう片側だけに両足をブランってさせる乗り方。
彼氏の後ろでそうやって乗るのが夢だったよなぁ。
・・・。
って、今その状態じゃん。
だけど・・・。
うわ。
私思いっきりまたがってるし!
こういう時こそ女の子座りじゃないといけないんじゃないの?!
カツヤの背中をゆっくりと見上げた。
きゃしゃな感じだったけど、背中は随分と広い。
やっぱ剣道で鍛えてるだけあるんだよね。
ブラックのTシャツがとてもよく似合っていた。
キキーッ。
急ブレーキ。
思わずよろけてバランスを崩す。
びっくりした。
どうしたっての?カツヤ。
停まった場所を見ると、既に岬公園の入り口だった。
らっきー。
まさかこんなところでカツヤと偶然出くわすなんてね。
やっぱり、カツヤと私って運命的な何かがあるのかしら?
なんてね。
誰かの自転車の後ろに乗るなんて、何年ぶりかな?
小学校の頃、よく友達の後ろにつかまって乗ってたっけ。
後ろに乗るのも、結構バランス感覚がいるんだよね。
またがって乗るのは問題ないけど、女の子座りっていう片側だけに両足をブランってさせる乗り方。
彼氏の後ろでそうやって乗るのが夢だったよなぁ。
・・・。
って、今その状態じゃん。
だけど・・・。
うわ。
私思いっきりまたがってるし!
こういう時こそ女の子座りじゃないといけないんじゃないの?!
カツヤの背中をゆっくりと見上げた。
きゃしゃな感じだったけど、背中は随分と広い。
やっぱ剣道で鍛えてるだけあるんだよね。
ブラックのTシャツがとてもよく似合っていた。
キキーッ。
急ブレーキ。
思わずよろけてバランスを崩す。
びっくりした。
どうしたっての?カツヤ。
停まった場所を見ると、既に岬公園の入り口だった。