2/3友達
カツヤの家に着いた。
玄関の扉を開けてもらうのも二度目。
な、はずなのに、一度目の時よりも緊張していた。
いつもと違うカツヤの雰囲気に?
これから、自分の本心を伝えなきゃいけないから?
カツヤの本音を聞くから?
カツヤは私をソファーに座るよう促して、キッチンへ向かった。
カチッツ。
ガスの火を点ける音。
なんだ?
「ナツミさん、お腹空いてないですか?」
へ?
「いや、空いてるっちゃ、空いてるけど。」
「俺も腹ぺこで。昨日母さんが作り置きしていってくれたカレーがあるんですけどどうですか?」
カレー!
その直後、キッチンからスパイシーなおいしそうな香りが漂ってきた。
思わず答える。
「うん。頂くわ!」
って、カレー食べながら今から話するわけ?
結構真面目な話するんだけど。
お鍋をかき混ぜるカツヤの後ろ姿を見ながら、なんだか「らしく」って笑えた。
嫌いじゃない。
こういうシチュエーション。
玄関の扉を開けてもらうのも二度目。
な、はずなのに、一度目の時よりも緊張していた。
いつもと違うカツヤの雰囲気に?
これから、自分の本心を伝えなきゃいけないから?
カツヤの本音を聞くから?
カツヤは私をソファーに座るよう促して、キッチンへ向かった。
カチッツ。
ガスの火を点ける音。
なんだ?
「ナツミさん、お腹空いてないですか?」
へ?
「いや、空いてるっちゃ、空いてるけど。」
「俺も腹ぺこで。昨日母さんが作り置きしていってくれたカレーがあるんですけどどうですか?」
カレー!
その直後、キッチンからスパイシーなおいしそうな香りが漂ってきた。
思わず答える。
「うん。頂くわ!」
って、カレー食べながら今から話するわけ?
結構真面目な話するんだけど。
お鍋をかき混ぜるカツヤの後ろ姿を見ながら、なんだか「らしく」って笑えた。
嫌いじゃない。
こういうシチュエーション。