2/3友達
3章 春休み
この春休みはタイスケが推薦した問題集を徹底的にやらなければならなくなっていた。
本当は剣道二段取りたいのに!
こんな勝手な話ってある?!
なのに、自分の意思が今ひとつ徹底されない私は、タイスケに従う他なかった。
ま、勉強するのは、悪いことではないし。
仮にK大無理だったとしても、どこか他の大学にぶら下がれたら儲けもんだしね。
って、勉強して私の実力が上がれば、の話だけど。
今日は、W大前でタイスケと待ち合わせ。
「勉強は、大学の図書館でやるのが一番効率が上がる!」
んだってさ。
全く根も葉もない根拠。
タイスケほど思いこみの激しい人間もいないと思うわ。
でも、たまにその思いこみが当たってるから怖いときもあるんだけどね。
W大かぁ。
ここも頭がいる大学よね。
図書館借りて勉強させてもらえるだけでも御利益ありそう。
「さ、行くぞ。」
タイスケは明るい表情で大学の門をくぐった。
私も慌てて後に続く。
本当は剣道二段取りたいのに!
こんな勝手な話ってある?!
なのに、自分の意思が今ひとつ徹底されない私は、タイスケに従う他なかった。
ま、勉強するのは、悪いことではないし。
仮にK大無理だったとしても、どこか他の大学にぶら下がれたら儲けもんだしね。
って、勉強して私の実力が上がれば、の話だけど。
今日は、W大前でタイスケと待ち合わせ。
「勉強は、大学の図書館でやるのが一番効率が上がる!」
んだってさ。
全く根も葉もない根拠。
タイスケほど思いこみの激しい人間もいないと思うわ。
でも、たまにその思いこみが当たってるから怖いときもあるんだけどね。
W大かぁ。
ここも頭がいる大学よね。
図書館借りて勉強させてもらえるだけでも御利益ありそう。
「さ、行くぞ。」
タイスケは明るい表情で大学の門をくぐった。
私も慌てて後に続く。