2/3友達
額から汗が流れ落ちた。
ハンカチでぬぐいながら、教室に向かう。
とりあえずは自分の教室に、ね。
カバンをどさっと机の上に置いて、タイスケの教室へ走った。
教室の前で深呼吸。
来てますように・・・。
そっと教室の扉から中をのぞいた。
まだ人影まばらな教室。
タイスケは・・・。
あ、いた。
一番端っこの窓際の席で、ほおづえついて窓の外を眺めていた。
よかった。
そのまま、私は教室に足を踏み入れた。
「あ。ナツミじゃん、おはよ。」
さぁ、タイスケのところまであと少しっていうのに、聞き覚えのある声が私を呼び止めた。
声の方を振り返ると、1年の頃一緒のクラスだったユウナだった。
「ユウナ、おはよ。」
とにかく手短に挨拶を済ませるはずだったんだけど。
「ちょっと、あの噂本当なの?」
「噂?」
「ほら、例のイケメンのカツヤくん、だっけ?付き合ってるらしいじゃん。」
ユウナは私の肩をこずきながら、ニヤニヤして言った。
ちらっとタイスケの方を見ると・・・
ばっちりこっちを見ていた。
よりによって、そんな話今持ちかけないでよー!
ハンカチでぬぐいながら、教室に向かう。
とりあえずは自分の教室に、ね。
カバンをどさっと机の上に置いて、タイスケの教室へ走った。
教室の前で深呼吸。
来てますように・・・。
そっと教室の扉から中をのぞいた。
まだ人影まばらな教室。
タイスケは・・・。
あ、いた。
一番端っこの窓際の席で、ほおづえついて窓の外を眺めていた。
よかった。
そのまま、私は教室に足を踏み入れた。
「あ。ナツミじゃん、おはよ。」
さぁ、タイスケのところまであと少しっていうのに、聞き覚えのある声が私を呼び止めた。
声の方を振り返ると、1年の頃一緒のクラスだったユウナだった。
「ユウナ、おはよ。」
とにかく手短に挨拶を済ませるはずだったんだけど。
「ちょっと、あの噂本当なの?」
「噂?」
「ほら、例のイケメンのカツヤくん、だっけ?付き合ってるらしいじゃん。」
ユウナは私の肩をこずきながら、ニヤニヤして言った。
ちらっとタイスケの方を見ると・・・
ばっちりこっちを見ていた。
よりによって、そんな話今持ちかけないでよー!