2/3友達
18章 前進あるのみ
家でゆっくり湯船につかりながら、今日一日あったことを考える。
タイスケへの告白。
思い出しただけで、顔が熱くなる。
本当に言っちゃったんだ。
もう、今までみたいな関係には戻れない・・・んだよね。
タイスケは、今までみたいに、なんて言ってたけど。
やっぱ無理。
本当に無理。
絶対無理?
お湯を両手にすくった。
すぐに両手の中にあったお湯は指の間をくぐりぬけてなくなっていった。
とてもあっけなく。
私たちも、こんなあっけなく、友達という絆が壊れていってしまっていいんだろうか?
いやだ。
元通りに戻るのは無理だとわかってるけど、このまま終ってしまうのは、もっと辛いことだった。
前みたいな至近距離じゃなくてもいいから、そばでタイスケの鼓動、息づかいを感じていたい。
次に私の前に王子様が現れるまで。
これって、不謹慎?
彼女がいる相手に、そんな思いを抱いてそばに居続けるって、やっぱいけないことなのかな?
タイスケへの告白。
思い出しただけで、顔が熱くなる。
本当に言っちゃったんだ。
もう、今までみたいな関係には戻れない・・・んだよね。
タイスケは、今までみたいに、なんて言ってたけど。
やっぱ無理。
本当に無理。
絶対無理?
お湯を両手にすくった。
すぐに両手の中にあったお湯は指の間をくぐりぬけてなくなっていった。
とてもあっけなく。
私たちも、こんなあっけなく、友達という絆が壊れていってしまっていいんだろうか?
いやだ。
元通りに戻るのは無理だとわかってるけど、このまま終ってしまうのは、もっと辛いことだった。
前みたいな至近距離じゃなくてもいいから、そばでタイスケの鼓動、息づかいを感じていたい。
次に私の前に王子様が現れるまで。
これって、不謹慎?
彼女がいる相手に、そんな思いを抱いてそばに居続けるって、やっぱいけないことなのかな?