2/3友達
目を上げると、カツヤの顔が目の前にあった。
ち、近いっての!
切れ長のカツヤの目が少し光ったように見えた。
相変わらずきれいな顔してるわ。
って、見とれてる場合じゃないって。
私はぷいっとカツヤの顔から離れた。
「じゃ。」
カツヤはぼそっとつぶやいた。
「俺が告白しても何も問題ないわけだ。」
は?!
何言ってんの、カツヤ。
カツヤは私の目を捕らえて離さない。
「もし俺がナツミさんのこと、前から好きでしたって言ったらどうしますか?」
「な、先輩をからかうんじゃないわよ。ささ、着替えてくるわ。」
慌てて、その場を離れようとしたら、私の腕をぐっと掴んできた。
ち、ちょっと待ってよ。
何これ?
「本気っすよ。」
カツヤの声がいつになく緊張していた。
「だって、カツヤにはあんなきれいな彼女さんいるんじゃない。」
カツヤから目をそらして、必死に言う。
「彼女じゃないですよ。家庭教師。ただの家庭教師。」
「じゃ、なんでただの家庭教師とキ・・・。」
と言いかけて口をつぐんだ。
言えないよね。
キスしてたの見たなんて。
ち、近いっての!
切れ長のカツヤの目が少し光ったように見えた。
相変わらずきれいな顔してるわ。
って、見とれてる場合じゃないって。
私はぷいっとカツヤの顔から離れた。
「じゃ。」
カツヤはぼそっとつぶやいた。
「俺が告白しても何も問題ないわけだ。」
は?!
何言ってんの、カツヤ。
カツヤは私の目を捕らえて離さない。
「もし俺がナツミさんのこと、前から好きでしたって言ったらどうしますか?」
「な、先輩をからかうんじゃないわよ。ささ、着替えてくるわ。」
慌てて、その場を離れようとしたら、私の腕をぐっと掴んできた。
ち、ちょっと待ってよ。
何これ?
「本気っすよ。」
カツヤの声がいつになく緊張していた。
「だって、カツヤにはあんなきれいな彼女さんいるんじゃない。」
カツヤから目をそらして、必死に言う。
「彼女じゃないですよ。家庭教師。ただの家庭教師。」
「じゃ、なんでただの家庭教師とキ・・・。」
と言いかけて口をつぐんだ。
言えないよね。
キスしてたの見たなんて。