2/3友達
タイスケが私の気持ちを重要視してくれたのは、正直嬉しかったけど。
結局、それって友達だから?
友達目線で「ナツミがそれでいいなら」なんて言ったんだよね。
うん。
別にそれは間違いじゃないし。
それはそれでいいこと。
なのに。
今ひとつ、気持ちがすっきりしないっていうか。
胸の中心が、きしむようなにぶい痛みを抱えこんでいた。
これって。
まさかね。
いや、絶対ない。
まさか、タイスケのこと・・・。
「おら。さっさと片づけてマクド行くぞ。」
急に頭の上からタイスケのいつもの声がふってきた。
「は、はいはい。」
慌てて問題集を片づける。
結局、いつもタイスケの言いなりの私。
もっと言い返せばいいのに。
タイスケの言うように動かなければいいのに。
気づくと、いつも体が動いているのよね。
全ての問題集をバッグに入れて、重たい腰を上げた。
結局、それって友達だから?
友達目線で「ナツミがそれでいいなら」なんて言ったんだよね。
うん。
別にそれは間違いじゃないし。
それはそれでいいこと。
なのに。
今ひとつ、気持ちがすっきりしないっていうか。
胸の中心が、きしむようなにぶい痛みを抱えこんでいた。
これって。
まさかね。
いや、絶対ない。
まさか、タイスケのこと・・・。
「おら。さっさと片づけてマクド行くぞ。」
急に頭の上からタイスケのいつもの声がふってきた。
「は、はいはい。」
慌てて問題集を片づける。
結局、いつもタイスケの言いなりの私。
もっと言い返せばいいのに。
タイスケの言うように動かなければいいのに。
気づくと、いつも体が動いているのよね。
全ての問題集をバッグに入れて、重たい腰を上げた。