2/3友達
タイスケはもう来てるんだろうか?
時計を見ると、10時半。
いつもならそろそろ来てるはず。
図書館の入り口からそっと顔をのぞかせた。
いつものテーブル。
タイスケの背中が見えた。
もう勉強始めてる様子だった。
問題集のページをめくって、難しい顔で参考書を眺めている。
私もついこないだまで隣で同じような顔してやってたんだろうな。
こうやって、真剣に参考書を眺めてるタイスケの横顔。
結構好きだった。
ドキドキするのとは違って、なんていうか、私もがんばらないとな!って思わせてくれる姿。
しばらく、そんなタイスケの姿を入り口から眺めていた。
その時。
「ナツミさん?」
後ろでカツヤの声がした。
「入り口で何やってんっすか・・・?」
少し不安気な表情。
カツヤもタイスケの姿を見つけた。
「タイスケさん、ですよね。」
「うん。」
「すっげー真剣に勉強してるんだ。」
「そうだよ。当たり前じゃん。」
思わず声に力が入ってしまう。
カツヤはチロッと私を見て、すぐにタイスケの方に歩き出した。
時計を見ると、10時半。
いつもならそろそろ来てるはず。
図書館の入り口からそっと顔をのぞかせた。
いつものテーブル。
タイスケの背中が見えた。
もう勉強始めてる様子だった。
問題集のページをめくって、難しい顔で参考書を眺めている。
私もついこないだまで隣で同じような顔してやってたんだろうな。
こうやって、真剣に参考書を眺めてるタイスケの横顔。
結構好きだった。
ドキドキするのとは違って、なんていうか、私もがんばらないとな!って思わせてくれる姿。
しばらく、そんなタイスケの姿を入り口から眺めていた。
その時。
「ナツミさん?」
後ろでカツヤの声がした。
「入り口で何やってんっすか・・・?」
少し不安気な表情。
カツヤもタイスケの姿を見つけた。
「タイスケさん、ですよね。」
「うん。」
「すっげー真剣に勉強してるんだ。」
「そうだよ。当たり前じゃん。」
思わず声に力が入ってしまう。
カツヤはチロッと私を見て、すぐにタイスケの方に歩き出した。