終わらない物語
それは、早朝に見たモノとは、違う姿をしていた。


早朝のモノに比べて、大きさは小さく、その表面はギラギラと輝き、輪郭もはっきりしていた。



しかし、怒りと憎悪に燃える眼だけは、早朝のモノと同じであり、それの正体を指示していた。






「…でやがったな、シャドウ…!」


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