終わらない物語
「その仮説、ダークに聞いてもらえたらいいんだけど…」



呟きながら、唯華がカウンターに目をやった。



しかし、昨日居たその場所に、今ダークはいない。




「藤澤の仮説が正しければ、ここが俺たちにとっての唯一の安全地帯ってことか…。」



静かに愁が漏らした。



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