終わらない物語
「なあ、なんかいい方法あるのかよ!?思い付いたのかよ!?なあ!」



隣でまくし立てる敬治を一瞥し、愁は溜め息をついた。







はっきり言えば、的確な作戦なんて全く思い付いていない。


しかし、もう唯華も結月も体力的に限界だろう。



理杏が目を覚ます様子も、今のところ全くと言っていい程ない。







多少無理があるとはいえ、やるしかないのだ。
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