こんなに好きなのに━番外編━
結局、行く場所はなく…たどり着いたのは中庭。
「はぁ…」
ここって死角になってて見つからないんだよねー。
「…………」
太陽の光…気持ちいいな。
寝そう…
「なーに、ねてんだよ。」
急に暗くなったと思ったら…
「なに?あっきー。」
「あっきーとか気持ち悪い。…泉兄がお前探して来いって。生徒会室にいなかったから、ここかなって…」
「さすが晃!よくわかってんじゃん!」
「はぁ…お前は…」
「………晃、私たちさ…もぅダメなのかな?」
「は?急に何言ってんだよ。」