こんなに好きなのに━番外編━
「泉にとって私はどんな存在なの?」
「は?」
「私はただ泉といたくて…普通の恋愛がしたいの。隠れて会うのだって、もう嫌…他の子が泉に色目使ってるのを気にしながら授業を聞くのだって嫌なのっ!!だから…私は…」
言っちゃった…
泉…なんて言ってくれる?
私の不安わかってくれた?
言ってしまった後悔と…泉の言葉に期待してる私。
泉…
「じゃぁ、他の奴と付き合えば?」
え…?
「俺と別れて他の奴と付き合えばいいだろ…」
嘘でしょ?
目の前が真っ暗になるってこうゆうことなんだ…
笑えない…
「冗談だよね…?」
「お前が言ったんだろ?」
「っ………」
私は走って逃げようとした…瞬間腕を掴まれた。