【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~


やっぱり南は、あたしじゃなくて、エミリさんのところに行った方がいいのかもしれない。


そうしたら…

誰も傷つけないで済む…。




エミリさんが、苦しむこともない。




「…ねぇ、南」


「はい、何でしょうか?」


「聞きたいことがあるの…」


それを聞いたらあたし…

もう、離れよう。




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