【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~


───…


太陽が眩しくて目を開けると、改めて感じる“孤独感”。




「ああ…そっか。自分で起きなくちゃ」




重い体をゆっくりと起こし、カーテンを開けると

先ほどよりも強い光が、あたしの曇った心を照らした。


…でも、気分は晴れない。




自分で決めたことなのに

自分で言ったわがままなのに


「やっぱり一人は寂しいよ…」




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