【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~


……って!


全っ然嬉しくないんですけど!?!?




















───…




扉を開ければそこはまるで…


──夢の世界、だった。




豪華なカーテンに、大きな窓。


広がる景色。




ふかふかのソファーに、高そうな食器の数々。


香る紅茶の匂い。




「こちらが今日から奈々様のお住まいとなります」


「ここが…あたしの部屋…?」




…信じられない。


何、この豪華さは。




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