【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~


二人の鼓動が重なれば

それは二人の愛のリズム。




『私は…奈々様を信じています。ですから奈々様も、私を信じて下さい』


『うん…』




その瞬間、彼はあたしに

そっと、優しい口づけをした。




甘く、とろける

誓いのキスは


別れを惜しむ

サヨナラのキス。




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