【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~


まさか自分がこんなにも弱いなんて…

思いもしなかった。


一人がこんなにも寂しいなんて…

知らなかった。




「やっぱり一人じゃ淋しいなんて、今さら言えないよ~~~!!!!!!」


大泣きするあたしに

うろたえる真宝お嬢様。




と、その時

誰かがドアをノックする音が聞こえた。


「真宝様!?真宝お嬢様!?どうなさいました!?!?」




< 93 / 208 >

この作品をシェア

pagetop