めめめぃどッ、

お菓子をつまみながら話し始める。

「実は昼休みにあたしが緒里の上に
乗っかったじゃん?そしたら今の
あんたじゃない緒里がそこにはいたの」

「確かに、その時の記憶はあんま
覚えてないんだ」

「んでまた抱きつく感じになったら
元に戻ってたの。それからさっきの話
に入るけど、ビックリさせられたから
あたしは背中に抱きついたの。
そしたらまた別の緒里になってたの、
そこで言われたんだよ」

「え?俺なんて言った!?」

「それは、その……
…があたってるって…」

徐々に顔が熱くなる。

「何?聞こえないし」
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