めめめぃどッ、

「…10…9…」

かすかに聞こえるカウントダウン、
もう迷っている時間はなかった。

「あぁもぅ!!」

すぐ近くにあった風呂場に隠れる
ことにしたが…

「広い!!」

「めーいー、どこかなぁ?」

さっそく探索が始まったようだ。

「えぇい、ここしか…」

あたしが隠れたのはシャワー室だった。

カチャ…

もう誰かが探しに来てしまった。

コツコツコツ
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