時を越えて
でも、学校では嬉しい出来事があった。


夜、家でテレビを見ていた時、インターホンが鳴った。
お母さんと一緒に玄関に行くと箱をもった知らない人がたっていた。
『こんばんは。宮崎と申します。すぐそこに引越して来たので挨拶に…と。』
『こんばんは。上原です。よろしくお願いね。えっと…娘のあおいです。』
お母さんに紹介されてお辞儀をした。
『あおいちゃん、ヨロシクね。おばさんの所にも百花って子がいるの。小学二年生なんだけど…』
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