意地悪王子とチビ姫


「幸村先輩」



「ん?」



「なんで街にいくんですか?」



「好きな人にプレゼントしたくてさ。」



え??!



「幸村先輩好きな人いるんですか!?」



「そんなにびっくりすること?」



幸村先輩が苦笑いする。



「すいません…でも、好きな子へのプレゼントを買うのにあたしがいっていいんですか??」



「いーんだよ!」



幸村先輩は笑って頭を撫でてきた。



あたしは幸村先輩の気持ちを知らずに……
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