意地悪王子とチビ姫


「もしかして陽菜??」



声の主はまさかの……



「……幸村先輩」



「陽菜なんでここ……に?」



「まぁ、いろいろと………先輩は??」



あたしは思い切って聞いてみる。



「俺は、正直陽菜に会いづらかったから学食いかなかったんだ。」



「そうなんですか………」



「陽菜もそうだろ???」



「あ、はぃ………」



「素直な奴だなぁ〜」



幸村先輩は笑っていた。
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