応援団長の恋するチョコレート
「ただいま」

「あ、お兄ちゃん?
お届け物があったから
部屋に置いておいたよ」

居間に入ってきた俺に
母親が声をかけてきた

「あ、わかった」

俺は居間のソファに
座るとテレビをつけた

「ちょっと!
部屋に届け物が」

キッチンにいる母親の口調が
強くなる

「わかったよ
あとで見るから」

「駄目よ
すぐに見てきなさい」

「んだよ」

俺は階段をあがった

部屋のドアを開けると
俺の目は丸くなった
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