社会人と女子高生2
第1章
誕生日〜浅賀編〜
高校3年生の夏。
温暖化のせいか、去年の夏よりも暑い気がする。
太陽がやけに近く感じる。
「由香里〜最近どう?」
「どうって…何が?」
「何がって、由香里の彼氏のことに決まってるでしょ!」
「あぁ、そのこと…!もちろん順調だよ!」
「…そうじゃなくて…デート出来てる?」
友達の里美がここまで心配する理由はもちろん、お互いの立場が原因。
私は今、10歳年上の人と付き合っている。
その人の名前は浅賀亮。
駅での出会いから1年近くが経とうとしている。
浅賀さんは仕事が忙しく、デートらしいデートはあまりしたことがない。
温暖化のせいか、去年の夏よりも暑い気がする。
太陽がやけに近く感じる。
「由香里〜最近どう?」
「どうって…何が?」
「何がって、由香里の彼氏のことに決まってるでしょ!」
「あぁ、そのこと…!もちろん順調だよ!」
「…そうじゃなくて…デート出来てる?」
友達の里美がここまで心配する理由はもちろん、お互いの立場が原因。
私は今、10歳年上の人と付き合っている。
その人の名前は浅賀亮。
駅での出会いから1年近くが経とうとしている。
浅賀さんは仕事が忙しく、デートらしいデートはあまりしたことがない。